mamma mia project

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mamma mia project
〒520-3305
滋賀県甲賀市甲南町野川835
Tel,Fax 0748−86−1552
info@mammamia-project.jp
pâtisserie MiA
Open / 11:00−17:00
Cafe / 12:00− (L.O. 16:30)
Closed / 月・火
gallery-mamma mia
Open / 11:00−17:00
Closed / 月・火

ギャラリースタッフを募集します

20140110
募集 : ギャラリースタッフ
内容 : ギャラリー接客、展示、企画、「家×クラフト」事務局。家具相談対応、インテリア提案。印刷物デザイン。木工製作補助(梱包等)。木工、ギャラリー部門のお客様対応、事務。
勤務 : 週5~6日勤務 8:30~18:00
条件 : 月給制
応募期間:2014年1月31日まで ※募集は終了いたしました。

ギャラリースタッフの仕事内容は、上記のように多岐にわたります。しかし、全てを一人で担うのではなく、店主川端や「COUSHA」木工スタッフと共に携わっていただきますので、ご安心ください。ただし、ギャラリーに立っている時間はその場の責任者として対応していただきます。様々な素材のこと、作家の方の情報、木の家具の特徴、インテリアのことなど基本的なことは木工スタッフともに勉強会などを通して身につけていただき、自信を持って接客できるようにいたします。
特に常設ギャラリーについては今後は昨秋開催しました「家×クラフト」に特化したしつらえに移行していく予定にしています(もちろん器やオブジェなども企画展を通してご紹介していきます)。これまでにない新しいコンセプトのギャラリーとなり、私たちも手探りの状態です。そのようなこともあり今回は、建築、インテリアなどの専門知識をお持ちか、好きで興味を持っておられる方を募集いたします。加えて、お客様や様々な素材の作り手の方と直接対応していただく窓口にもなるので、人とのコミュニケーションが大好きで、明るく元気な方と一緒に仕事がしたいと考えております。この場所に「家にクラフトの感覚を取り入れる」ためのプラットフォームをつくるという新しい挑戦にやりがいを感じていただける方にチームメンバーとして加わっていただいて、ギャラリーマンマミーアと共にこの「家×クラフト」というコンセプト、そして「COUSHA」というモノづくりのブランドを育てていってほしいと願っております。
私たちはこの場所に「文化の発電所」を作りたいという思いでいますので、ギャラリーの企画展や出張イベント、パティスリーミアとの展示会やワークショップ、作家や外部の人たちとのコラボレーションなど様々な活動、プロジェクトを行っています。ギャラリースタッフの方にも、様々な活動にも関わっていただくことになります。正直を申しまして給与面では恵まれた待遇とは行きそうにありません。しかし、そうした仕事からの体験、他の作り手の方との交流などを通して、自分の取り組み次第では、大きなやりがいと自身の成長を得られることはお約束いたします。新たなメンバーが加わることで、新しい展開も見えてくるかもしれません。そんな出会いを私たちも楽しみにしています。

以下は不定期に発行しているマンマミーアの通信「KAMI DE CAFE?」に綴ったモノづくりや「家×クラフト」への思いです。共感くださった方は最後に募集についての情報がございますので、ご確認頂き、募集期間内にご応募ください。
「家×クラフト」のホームページには始まりのいきさつから昨秋の展示会の様子、より詳しい情報などございますので、ご覧になってください。)
僕がモノづくりの世界に入って初めに強く感じたことは、クラフトの作り手人たちは、どうしてこんなに居心地の良い暮らしができるのだろうということでした。その人なりの自然体な”ちょうどよい”(しかもお金をかけない!)暮らし。
クラフトの作り手と長く時間を過ごし、実際に古民家の改修や展示会を一緒に作っていくうちに分かってきたその”ちょうどよい”心地よさの源は、僕が考えるに3つあります。
一つ目は「素材に対する感覚」。日々自分の手で触れている素材だけに、その質感や仕上げのちょっとした差異、使い込まれる時間により現れてくる素材の特徴を感覚的に分かっているし、その良さを引き出す術を知っています。
二つ目。「仕事と暮らしに境目をもたないこと」。クラフトの作り手は基本的には器や家具にしても暮らしの道具としてのモノづくりをしています。用の美とはよく言われる言葉ですが、感性だけに頼ったものづくりではない、道具としてもきちんと機能するバランス感覚を備えています。
三つ目の「感覚的な思いをものとして表現できる造形力」は言わずもがな。それが日々の主な仕事ですから。作るのが当たり前な暮らし。
部屋を照らす灯り、日々触れるドアノブ、柔らかな光をたたえる壁紙、壁に馴染む造り付の棚。素材感やバランス感覚、造形力というクラフトの作り手の持つ感覚って家を作るときに間取りや予算と同じくらいか、もしかするともっと大切な何かを含んでいるんじゃないか。そういった感覚は住まい手の言葉にしにくい思いと重なりやすいのではないか。家を考える時、クラフトにも何か役割があるのではないかと。先日の展示会を終えて、そんなふうに感じました。
「家×クラフト」は来年以降もテーマやメンバーを加えつつ、マンマミーアでの定期的な展示会や他所での巡回展を予定しています。またこの場所を、家とクラフトをテーマに常設展示することで、家づくりを考える人やクラフトの作り手がいつ来ても何かインスピレーションを感じてもらえる場にしたいと思っています。多くの人や作り手と家を通して自分の暮らしを見つめなおし、お互い話し、実際に何かを作ってみる。今回も事前に「家×クラフト」のメンバーで泊り込み合宿(!)を行い、僕自身暮らしを考えるきっかけになりました。
それにしても、そんなことを話し合い、刺激し合える仲間がいるっていいなあと。このために僕はこの場所を与えられたんじゃないかとも思います。このプロジェクトは僕のライフワークともなりそうです。
川端健夫

ご応募いただける方は、①履歴書、②志望動機(履歴書と別紙に400~800字程度)の2点を直接お持ちいただくか、応募期間内(1月31日消印有効)に下記までお送りください。面接の日程を相談させていただきます。(場合によっては面接させていただけない事もございます。どうぞご了承ください)
面接では、ご用意できる方は建築、インテリア、デザインなどのポートフォリオをお持ちいただけると大変ありがたく思います。
お問合わせ、ご質問などございましたら、お電話 0748-86-1552、メール info@mammamia-project.jp までお願いいたします。

ご応募先
520-3305 滋賀県甲賀市甲南町野川835 ギャラリーマンマミーア 川端健夫 宛