クリスマス展 作家紹介⑨ 高田 竹弥さん

高田 竹弥 さん  

 絵画と言葉の関係は難しい。

ある言葉がそのまま絵画となるときもあれば、言葉にできないことを絵画で表現した、ということもあると思います。はたまた絵画から言葉が生まれることもあるのかも。そんな思いを巡らせながら鑑賞すると、見るだけではなく、(作者の想いを)読みとってみる、(自分なりの解釈を)思い浮かべる、とあれこれ考えてゆっくりと流れます。

 竹弥さんの作品からも、感じたり、考えたり、悩んだり、ふとわかった気になってみたりと、色々な気持ちを持つことが出来ます。作品の周りだけ室温と異なる凛とした空気が流れているようです。この色は着いて(着色されて)いるのか、浮き出て(ずっと前からそこにあって、時間が経って出て)きたのか。今日も考えは尽きません。皆さまも是非ギャラリーでこの絵画作品と対話してみてください。

 

竹弥さん2.JPG
「cross #2」
たけやさん1.JPG
「2014カレンダー」「ポストカード」 高田さんがツリーとして飾り付けてくださいました。


タクノ | 戻る | 2013 12.13