工房通信「テーブル」

先週末から、古民家のテーブル製作に取り掛かっています。

まずは、天板を除く各部材を板から切り出します。
この時、どう取れば無駄なく、綺麗な材が取れるかを
常に考えながら作業します。そうして板から切り出した
材料を、図面通りの厚み・幅・長さにしていきます。

ここまでの作業を終えた部材がこちら↓

ホゾ.jpg左から貫・脚・すり脚・桟(天板が反らないように入れる材)
今回のテーブルは、この8個の部材と天板を使って作られます。


gg.jpg続いて,接合する為に必要な「ホゾ」の加工に入ります。
「ホゾ」とは、接合部の加工方の1つで、接合する両部材の
片方(オス)を写真のように加工し、もう片方(メス)に、
写真の形と同様の穴を空ける。この時穴の方が広すぎると、
強度が落ちるので、少しきついぐらいに空け、接着します。

デザインや材料によって形状は多少異なりますが、
COUSHAの家具は主にこのホゾを使って作ってあります。


今は、貫にホゾ加工をしている最中です。
その後、貫・脚材の形状を少し変え、
組み立てをし、天板と接合させ完成です。

来週には完成品を載せれるよう(ちょっと不安・・・)、
頑張って作っていきます!!




マツダ | 戻る | 2012 07.11