ドーナッツ屋さんのショーケース

showcase.jpg 先日、京都で新しくオープンするドーナッツ屋さんのショーケースを納品してきました。
「お店の場所が昭和な商店街なので、あんまりおしゃれにせんといてください」という、簡単そうで実は奥の深い"ややこしい?"ご依頼。ウーン・・・、とひとしきり悩んだ末の僕らの答えは"質実剛健"。外見はあまり凝らずに、構造やディテールを丁寧に。店主が一生使える、丈夫な作りにしました。材料は栗。経年変化で濃く渋く変わってきて、周りの"昭和"な雰囲気にも馴染んでくれることでしょう。
奥に見える黒いシャツの方が店主です。おやつにいただいたドーナッツ、ふわふわで美味しいです。駄菓子感覚で食べてもらえたらと、一個100円だそうですよ。

もうオープンしているそうですが、はじめはコジンマリとはじめるそうで、ヒントだけ。場所は河原町通りと*今出川通りの交差点から少し入った"昭和"な商店街。このショーケースが目印です。よかったら探してみてください。近々、僕も食べに行こうと思っていて、その時にドーナッツが並べられたショーケースを見るのが楽しみです。お店のことは、その時にまたレポートします。

*先日更新時に「今出川通り」を間違って「丸太町通り」と書いてしまいました。その情報で探してくださった方がいらっしゃったら、申し訳ありませんでした。お詫びにもう一つヒントを。その昭和な商店街の名前は「桝形商店街」です。


Takeo | 戻る | 2011 08.21